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sawako母さん
パート主婦
家事、パート、子供達の習い事の送り迎えに追われる毎日を何とか生き延びています。
小学生の兄妹と旦那さんとの4人と義実家の敷地内で狭い家を建てて暮らしてます。1980年生まれ、松坂世代のルーズソックス全盛だったsawako母さんの日々のことをブログで綴っていきたいです。
母さんは白目むきながら、毎日を生き抜く。

ご飯を食べない、細い、小さい息子の成長に悩んだ幼少期。思いを込めて始めたのはスイミングでした。

細い、小さい息子。悩む母さん。

 息子は2524gで産まれた小さめ赤ちゃんでした。そこまで小さいわけでもないのですが、ミルクや母乳の飲みが悪く、ずっと小さいまま成長曲線ギリギリのところで育っていました。離乳食、幼児食に移っていっても全然食べてくれない。よく吐く。体重増えないのループ。大好きな息子なのにいつも怒ってばかり、育児書も読み漁りネットも検索しまくり、病院や市の相談窓口にも行ったり。毎夜、子供の寝顔を見ては涙を流していました。育児ノイローゼだったかも。でも、その時旦那さんや敷地内同居のお義母さん、お義父さんが助けてくれたからなんとか過ごせていたと思います。

「優しい子です。それだけで大丈夫です。」

 幼稚園に入園しても相変わらず食が細い息子。幼稚園の年少の給食参観日で食べ終わるのがダントツに遅く他の子との差に帰宅後、涙が止まらず旦那さんに泣き叫んでしまいました。旦那さんもどうしていいかわからない。ただただ、子供の前泣く私をなだめる事しか出来なかったと思います。

「疲れた。もう子供を育てる自信がない。どっかに行っていましたい。」

 毎日、ずっとそう思っていました。

 子供が小さい位でこんなに思い詰めて。って思いますよね。でも子育て中のあの狭い世界では私のそれが全てだったんです。今なら、「そんなことないよー」って思えるんですけどね。

 ある日、幼稚園の下校時間。いつもは園バスで帰宅だったのですが用事があったのでお迎えに行った時の事です。息子の担任のベテラン先生に話しかけられました。私は、

「いつもすいません。給食食べるの遅くて。もう、本当にどうしていいか分からなくて。」

 思わず泣き出しそうな声で先生に言ってしまいました。先生はキョトンとした顔で、

「何も謝る事じゃないですよ。息子君は優しい子です。それだけで大丈夫です。」

と、笑ってくれました。

 そうか、ウチの息子は食は細いけど優しい子だった。大好きな息子の良いところを分かっていないのは私だったんだ。何故か、先生のその言葉か私に響いたんです。

 何か始めよう。息子に何かをやらせよう。急に前向きになる私。

「スイミング」 に通わせたい。

 4歳位から始められる習い事ってスイミングしか浮かばなくで、すぐに近くのスイミングスクールに体験に行きました。息子には「やりたくない」って言われるのが嫌だったんで何も言わず連れて行きました。息子も4歳ながらに私の性格を理解しているようで文句も言わず、習い始めました。

 それから7年が経ちました。

 最初は進級テストに落ちたり、友達とふざけあってコーチに怒られたり。いつの間にか選手コースになり週5で通うまでになりました。選手コースではあまり速い方ではなですが、でも楽しく通っています。

いつの間にかよく食べる子になっていた。

 そんな食で悩んでいた息子なんですが、幼稚園の年中位からよく食べる子になっていました。もともと好き嫌いは無かったので肉も魚も野菜もモリモリ食べて体重も増え、今じゃ昔の面影もなくがっちりしたスイマー体型です。前に息子に「なんでご飯たべなかったの?」と聞いてみました。

「おなか空いてなかった。」

との事でした。よくよく聞いてみると左利きの彼はお箸やスプーンが使いづらくて嫌だった。とも言っていました。

 そうだよね。子供には子供なりの理由があるんだよね。子育ては深いなーーーーー。

「スイミング習って、本当に良かった。」

 先日、スイミングスクールに送り届けている車中で

「スイミング習って、本当に良かった。」と息子。

 母さん、息子がスクールに行ってから駐車場で大号泣。いろいろあった息子との日々。感動をいつもありがとう。

 こんな感じで息子とスイミングとの出逢いの話でした。スイミング最高ーーーーーーーーーーーー!

 

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